エスペラント語・日本語読み上げソフト(ESPTAP) Version 6.31

多言語読み上げにも対応したWindows(95以降)用フリーソフト

Esperanto (国際版 ESPTAPI)

Windows(95以降)対応フリーソフト

更新日:2010.05.30 

特に視覚障害者向けに作成したものですが、晴眼者の場合も読み合わせなどにも利用できます。

エスペラント語(国際共通語)はスペルを変換してイタリア語または日本語の音声合成エンジンを利用して読ませています。Windows(95以降)用のフリーソフトです。

代用表記の字上符は ^ , ~ , x , h(条件付き)方式に対応しています。 ユニコードによるエスペラント文字は自動的に X方式に変換して処理されます。

バージョン 3.4 で ローマ字の読上げ にも対応させました。

読み上げには無料で使用できるMicrosoftの音声合成エンジン(Text-to-speech engines Italian)とMicrosoft Agentを使用します。
オプションで英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語,オランダ語の合成音声も聞くこともできますが字上符つき文字の対応はしていません。

エスペラント語は1887年にザメンホフが発表した世界共通語(言語の異なる人との交流に使う橋渡し言語)です。

(機能)

テキストボックスの内容を指定した合成音声で読み上げます。WEBサイト、メールの内容など読ませたい場合が多いと思いますがこの場合はクリップボードにコピー(すべてコピーの場合はCTRL+A, CTRL+C の操作)して貼り付けてから読み上げることになります。

(操作方法)

視覚障害者向けにキーボードのみでも操作できるようになっています。操作方法はガイドで説明があり、合成音声で聞くことができます。スクリーンリーダ(視覚障害者が使用)を使っている場合のことも考慮してあります。

Manifest de Prago より    サンプルを聞く(MP3) 連続読み 単語読み 文字読み

国際語エスペラント運動に関するプラハ宣言 より 上記の読み上げ (MP3)

 

(ダウンロード)

esptap631.lzh

下記をダウンロード後、Lhasa32などで解凍してください。

解凍すればesptap.exeとesptap.txt(説明書)が得られます。

実行にはVB 5.0 ランタイムライブラリーが必要です。

● VB 5.0 ランタイムライブラリーがインストールされていない場合は下記もダウンロードしてください。

vb5esp3.lzh  

解凍後SETUP.exeを実行してください。

(他に必要なもの)

Microsoft Agentおよびtext-to-speech engine

Windows 7 では動作しないとのことで削除されたものがあり必要なファイルがダウンロードできなくなったことがわかりました。.下記は無視してください。 (2010.5.30 記載)

http://www.microsoft.com/msagent/downloads/user.aspx#core  より下記ファイルをダウンロードします。

以下のファイルは実行形式のファイル(ファイル拡張子が.exe)です。ダブルクリックでダウンロードの画面が表示されない場合はマウスの右ボタンをクリックしてください。

インストールは下記(1)または (2)のいずれかの方法で行ってください

(1) ファイルを「保存」した後でそのファイルを実行してインストールする。

(2) ダウンロード画面で「開く」で直接実行してインストールする。

または 直接 こちら をクリックしてダウンロード

または直接 こちら をクリックしてダウンロード

インストール時にイタリア語で使用許諾承諾のメッセージが表示されボタンの選択が必要です。
[Si ] のボタンをクリックするかAlt + Sをキー入力してください。

(オプション)

他の言語の合成音声を読上げるために必要なファイルとダウンロード先はesptap.txtに記載してあります。

UNICODEのWEBサイトをクリップボードにコピーして張り付けた時の代用表記への変換処理は Kajero (日本語,韓国語,エスペラント対応テキストエディタ) の作者である中村大真氏のご指導によるものです。(トラちゃん95でお世話になりました)

(Ver 5.0)

1.途中から読み上げる機能を追加
2.言語設定の「日・エス(カナ変換)」を「日本語・エスペラント」に表示を変更
  また この設定では半角英数字、特殊文字だけの場合は「エスペラント語」の設定と同じ方法で読むように変更。
3.テキストファイルの内容の読み上げにも対応
4. 検索機能を追加
5. 読み上げの改良

(Ver 5.3)

1. テキストファイルを"----------"で区切る場合に100個までだったのを300までに変更。
2. 言語が日本語・エスペラント語の場合 "vje" の読み方を修正(例:Vjetnamio ヴェトナミーオ)
3. 略号のE-istino にも対応(Esperantistinoにおきかえ)

(Ver 6.0)

ラジオボタンの文字、単語、文を追加。これらのどれかを選択したあと左右矢印キーを押すごとに読み上げるようにしました。

このソフトは視覚障害者向けに音声合成によるエスペラント語の読み上げができないかと相談を受けて作成しました。

視覚障害者向けに作成したフリーソフトに下記もあります。

エスペランチストのための視覚障害者情報 (豊中エスペラント会)

 

音声合成の関連リンク


このソフトに関する記事が関西エスペラント連盟などの合同機関紙"La Movado" 2004年2月号に掲載されています。

読売新聞 2003年10月14日夕刊のデジタリアンのページで当ソフトの記事が掲載されました。

10/21 The Daily Yomiuri にもFreewere programmer turns to Esperantoという見出しで掲載されました。.


ご感想、ご要望、ご提案、不具合などがありましたら下記にお願いします。

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作者:山野敏夫 E-mail